自営業者の自覚。

こんにちは！自営業者なら
自分のクロージングを勉強したほうが
断然いいよね、という経験をした
中村久美恵です。


私は女性の自営業者がもっともっと
たくさんお金を稼いで、バンバン
世の中の困っている人たちを
サポートしていけたらいいぞ、と思っています。

なので、どこにいっても、
何となく、自営業に関係する
営業やマーケティングには
敏感になってしまいます( *´艸｀)


先日、健康診断に行った時の事。
一通りの検査が終わって
診察室へ呼ばれました。

お肌のきれいな熟年の男性医師が
わたしのカルテを見ながら
いろいろ質問します。

ところが、質問に答えようとする間もなく、
この医師がさまざまな検査があることを
話はじめました。


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○○がんは怖いから、検査したほうがいい。
このくらいの検査では何もわからないから。
みんなわかってないんだよね。

△△がんの検査もうちで出来る。
ちゃんとしたほうがいい、△△がんが
一番多い年代だから、あなたは。

（・・・まだまだ続く。）

そもそも、この検査は国があなたがたに
お願いしているように思えるけどね、
さかのぼれば、江戸時代にね・・・
（・・・まだまだ続く。）

ということでね、僕は啓蒙してるんだよ。


：：～：：～：：～：：～：：～：：～：：

その時、特に心配な症状があったわけでも
こちらから質問したわけでもありません。

何でしょうか、この、
人を恐怖に陥れるような説明は？(´・ω・`)？

ちなみに、この医師のところに
昨年もお願いしたのですが、
その時、この医師は

「まあね、うちも、開業したばかりで
役所が『健康診断やれ』ってうるさいからね。」

と言っていました。

はて？(´・ω・`)？役所がやれってうるさいのね。
ってことは、本当はやりたくないのね。
でも、しょうがないのね。

て、それを患者に言っていいのか？！(´・ω・`)？

と思ったので、覚えていました(笑)

正直なところ、この医師は
いろんな検査を私に受けてもらって、
もっとたくさん私に支払ってほしかったんだと
思うんです。

そりゃ、そうですよね。
開業医なら普通のことです。

かと言って、
人間ドックが出来るような病院ではなく、
どちらかというと
ご近所の「かかりつけ医」という
ポジションが良さそうな個人病院。

それで、素ぼくに思ったわけです、
患者さんを怖がらせてどうする！？(/・ω・)/
好かれなきゃ、みんな、来てくれないよ！

開業しているなら、
医師も、セラピストもヒーラーも
まったく同じことが言えます。

お客様を怖がらせて、
お金を出させようとしちゃダメ！
なぜなら、それは愛ではないから。
エゴです、エゴ！！

押し売りと同じで、
「あ、売りつけられそう」
と思われたら失敗です。

私が1年間営業を教えていただいた方は
「けっして売ってはいけない」と教えていました。
理由は、相手に信頼される前に
売ろうとしても、買ってもらえないからです。

相手の立場にたって、もっと好かれましょう☆彡

そのためには、自分ばかり話さずに、
相手にアドバイスするために役立つ情報を
得られるように質問をすることです。

YES/NOで答えるクローズドクエスチョンが良いのか、
自由に説明してもらうオープンクエスチョンが良いのか、
あなたが必要とする情報にふさわしい質問をしましょう。

例えば、先ほどの医師ならこんな質問もできたはずです。


今日は仕事の合間に来たのか、休みなのか、無職なのか？

○○がんや△△がんの検査に興味があるのかないのか？

ないのは、他の病院で受けたからか？

あるなら、なぜ受けていないのか？

今日は急いでいるのか？別の理由なのか？


これをやんわりと嫌味にならないように、
しっかりと聴きだすんです。

どうやって？
心の中で、「あなたに一番役立つ情報を提供するため！」
と思って、集中するだけです。
愛です、愛。♥


ちなみに、私の診察は
2分くらいで終わりましたが、

支払いを済ませて表に出たのは
1時間15分後でした。

来ていた患者は片手で数えても余るくらい。
なぜ1時間以上もかかったのかはわかりません。

でも、正直、来年は行かないな、と思います。(笑)

おわかりですか？
こうやって、自営業者のお客様は離れていくのです。

あなたの態度に加えて、スタッフがいる場合、
もっと大変です。

あなたが良くても、スタッフが良くなかったら？

やっぱり、お客様は離れていきます。

お客様にもっとお金を支払ってもらいたいと思ったら、
まずは相手の役にたつことです。
まずは信頼を得ることです。

お客様はあなたを信頼するまで、
お金を払ってはくれませんから。