2013/03/11

3.11によせて

今朝、ネットで注文した本が届きました。題名は「いのちをつなぐ」、です。

「いのちをつなぐ」は、国際セラピードッグ協会代表の大木トオルさんの著書です。大木さんは福島の飼い主をなくした犬たち、殺処分寸前の犬たちを保護して、りっぱなセラピードッグたちを育てています。この本が3月11日に届くなんて、何ともいえない気持ちになりました。

今日、14:45に、私の住む町でもサイレンが鳴りました。愛犬といっしょに、神妙な気持ちで手を合わせました。

まだまだ終わっていない、被災地の現状。家も、家族も、犬もなくした人たちがいます。市役所の職員が足りずに、日本中から応援に行っていますが、応援職員の自殺もあります。「自分は本当に被災者たちの役にたっているのだろうか」と、亡くなる前に上司に話していたと新聞で読みました。

茨城に非難した家族は「被爆者は来るな!」と近所のひとたちから言われ、避難をあきらめました。北九州に避難した家族は周囲の親切に感謝しつつも、こどもがいじめられるかも、との思いから車のプレートを被災地のものから北九州に変えました。

本当に、胸が痛みます。2年経っても、何も終わっていないのです。
わたしたちに、何ができるでしょうか。

大木トオルさんの有名な著書、「名犬チロリ」にこんな一文があります。

「・・・小学生が書いてくれた手紙には、「人間から虐待をうけた犬が、なぜ、人間にやさしくできるのかふしぎに感じました。もし、わたしが犬だったら、もう人間なんて信用できないと思います」とありました。
そのとおりです。
どのような人もわけへだてなく受け入れようとする犬の心の広さや純粋さにふれると、謙虚な気持ちになります。」

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、チロリは飼い主から棒か杖のようなものでたたかれて育ち、腰や足の骨が変形していました。そして、赤ちゃんを産んだために、団地のごみ箱に赤ちゃんたちとともに捨てられていた犬です。

生きることを決してあきらめないということは、非常に勇気がいることです。日本各地に避難している被災者の方々が、決して「生き残った自分」を責めたり、罪悪感をもったりせず、亡くなられた方や動物たちの分まで、しっかり生きてほしいと願っています。

私たちにできるのは、いまも心を痛めながら生きている彼らのことを「なかったこと」にせず、できる限りのサポートを提供していくことだと思います。

自分にできることは何か。
1人が何か1つのことをすれば、どれだけたくさんの人たちが癒されることか。
自分自身の才能を見直す時期かもしれません。







2013/03/01

お勧めの紹介

いつの間にやらバレンタインも終わり、あさってはひな祭り!!最近はだいぶ日が伸びて、春を着実に感じます。

今日はここ最近、自分で「これはみんなと共有したい!」と感じたことをまとめて、ご紹介させていただきます。


■本のおすすめ

「母さんがどんなに僕を嫌いでも」 歌川たいじ 発行:エンターブレイン

母親から虐待を受けて育った男の子が、周囲の本当に心優しい人たちのサポートを受けながら、生きていく姿は感動です。漫画になっているので読みやすいです。
この本を通して、子どもたちへの虐待が暴力以外にも沢山行われていることがわかります。大人の心無い暴言(自分のストレスをこどもにぶつける)、無視してなかったことにする、サポートを提供しない、知識を与えないなど、大人の逃げ腰、関わりあいたくないという拒否が子どもたちを傷つけます。また、そういう大人を子どもたちは見抜きます。
たくさんの大人に読んでほしい一冊です。


「エンジェル・ナンバー」 ドリーン・ヴァーチューPhd. 発行:ダイヤモンド社

たまたま見た数字がぞろ目だった。同じ数字を同じ日に2度見た。あの車のナンバーはなぜか気になる。そんなときに活躍する本です。
数字についての神秘は、古くはピタゴラスの時代から研究されています。数字にはどんな「意味」があるのか、それは組み合わさることで私たちに何を伝えようとしているのか。まるでダビンチ・コードな世界ですが、事実、エジプトのピラミッドは四角形(4)と三角形(3)の組み合わせで出来ています。
日常で目にする数字にどんな意味があるのか、ドリーン・ヴァーチュー博士が聖なるエネルギーにつながって私たちにわかりやすく教えてくれています。


■サイトのお勧め

「What if ... we change」http://www.whatifwechange.org/magazine/
「もし私たちが変わったらどうなるだろうか。。。」という名前のサイト。(英語)環境学者でもあり、受賞歴のある映像製作者でもあるジョン・D・リュウが出演している下記の映像から知ることとなったサイトです。

http://youtu.be/YBLZmwlPa8A
この映像は47分間ですが、あっという間に感じます。現在、日本でも問題になっている黄砂やpm2.5。もとはといえば、中国の内陸部にあった広大な深緑地帯が猛スピードで激減していることに端を発します。過去10年間、中国は破竹の勢いで産業を発達させてきましたが、その影では、200箇所以上のがん村の存在、奇病の発生、深刻な地下水汚染などが隠されてきました。
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=1692421

もし私たちが変わったなら、いったい、どれだけの自然を救うことができるだろう。
もし私たちが変わったなら、いったい、どれだけの子孫が繁栄できるだろう。
もし私たちが変わったなら、いったい、どれだけ私たちは健康に過ごせるだろう。
そんなふうに考えずにはいられません。
ベランダに植木鉢を置いてみよう。庭の雑草を抜いたら、何もない土の上に植えてみよう。ブロック塀の隙間に生えてきた小さな葉っぱを育ててみよう。
頭で考えるだけでは行動しないも同じです。


NPOアニマルフレンズ新潟 http://www.af-niigata.org/

この団体はフェイスブックを通じて知りました。なぜ他県に住む私が彼らをサポートしたいと思ったのか、その理由はサイトの自己紹介文にあります。

「私たち、アニマル・フレンズ・新潟は長年新潟に在住しているイザベラ・ガラオン青木 によって2008年に設立された小さな団体です。・・・すべての動物は年齢や、健康状態、または問題行動 などの有り無しに係らず平等に扱われるべきだと信じています。この信念に基づき、私たちは貰い手が見つからないと思われる動物や、他の動物愛護団体から拒 否された「難しい」動物たちを率先してレスキューしてきました。・・・協力を求められれば、全国どこのレスキューグループからも動物たちを引き取り里親を探すお手伝いもしています。」

私はこの文章を読んで、動物を拒否する動物「愛護」団体がいるのだ、ということを知りました。自分の中では、そんなイメージがなかったんですよね。きっと、さまざまな事情があるのでしょう。

また、彼らからは地域という垣根を越えて、動物のために尽くす、という姿勢も感じました。ときどき耳にするのは、動物愛護団体やグループ同士のけなしあいや足の引っ張りあい。また、自治体の市議会員が人気獲得のために「意図的に、特定の」動物愛護団体を支持するという話も聞きました。

 あえて世間から拒否された動物たちを引き取って社会性を学ばせ、万が一、飼い主が見つからない場合は終生世話をする、という彼らのポリシーは素晴らしい、と思いました。まだまだ寒い新潟では、フリースのひざかけやバスマット、すのこなどを猫たちのために必要としていらっしゃいます。ドッグフードはどれだけあっても足りません。

でも、彼らが一番必要としているのは、一生家族として迎えてくれる動物たちのための新しい家族です。もし、あなたやあなたの友人や知り合いが新しく犬や猫を飼おうと思っているのなら、ぜひ、彼らに連絡をしてみることをお勧めします!



【最新情報】ヒーリングビギナーの方へ

【自己紹介】 中村久美恵 BBSH2011年卒業BHSプラクティショナー💖動物が大好きなエネルギーヒーラーです💛犬2匹猫30匹をお看取りした経験から、ペットロスのヒーリングサポートをしています。  こんにちは、中村久美恵です^^  今日は2023年12月29日に掲載した情報の...